なんで反り腰っていけないの?
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みなさん、こんにちは。
院長の金谷です。
早いもので今年も残り3か月となりました。
これから冬に向かって気温も下がりますので、姿勢の悪さにはご注意ください。
夏の間、室内で過ごすことの多かった身体は、インナーマッスルの低下や背中が丸まっていたり、姿勢が乱れている方が目立ちます。
「背中が伸びていれば、猫背じゃないから大丈夫!!」と、胸を張っている方、「反り腰」になっていませんか?
今回は、反り腰がダメな理由をご説明します。
腰椎が反った状態となる反り腰ですが、本来は腰椎には棘突起というものがあり、大きく反れない構造になっています。
そのため無理に反って椎間孔という神経の出口が圧迫されると、痛みや痺れの原因となります。
また、腰椎の反りは身体のほかの部位にも大きく影響します。
腰を反って胸を張ると胸筋や鎖骨の下で神経や血管が圧迫を受けることもあり、「胸郭出口症候群」になってしまった患者さんを診た経験もあります。
反り腰は背中が丸まっていないから良い姿勢というワケではないのです。
きちんと腰椎に負担のない姿勢がとれるように整えましょう。
当院では、姿勢の改善のお手伝いもしております。
ぜひ、お気軽にご相談ください!